大会総括:第1回格闘空手道交流大会/少年少女チャレンジ大会 Vol.30

第1回格闘空手道交流会 少年・少女チャレンジカップVol.30

2026年3月22日、誠空会主催による「第1回格闘空手道交流会 少年・少女チャレンジカップVol.30」が開催された。誠空会としての初開催となった今大会は、メンバーが会場設営から運営全般に至るまで力を合わせ、けが人を出すことなく無事に終了した。

会場となったのは、池田市商工会議所の一室。5つの道場から総勢約50名が参加し、フルコンタクト空手、格闘空手、キックボクシングルールのもと、幼年部から小学生各学年、一般部までの各カテゴリーで熱戦が繰り広げられた。

その中でもひときわ印象に残ったのは、子どもたちの一生懸命な姿である。幼年部から小学1年生頃までは、思わず笑みがこぼれるような愛らしさがあった。

だが、学年が上がるにつれて技の数も増え、駆け引きによる試合の緊張感も次第に高まっていく。相手の胴を打つ鋭い蹴りの音。延長戦では激しい打ち合いの末、気持ちの強さが勝敗を左右する場面も見られた。また、一般部では息つく暇もない激しい攻防が繰り広げられ、子どもたちが食い入るように見つめる姿も印象的であった。

各カテゴリーの決勝戦では会場の熱気が最高潮に達し、周囲からは「あきらめるな」「いけいけ」といった声援が飛び交った。優勝を掴んだ選手も、惜しくも結果に届かなかった選手も、その眼差しはすでに次の挑戦へ向けられていた。

本大会は、多くの理解と協力のうえに成り立った大会でもある。初開催ということもあり、実行委員長・渡邉氏の指揮のもと、安全面に最大限の注意を払いながら、挨拶や声かけ、礼節を含め、会場の特性にふさわしい空間づくりに努めた。

大会終了後、参加者からは「誠空会の仲間に囲まれたアットホームな雰囲気が、安心感につながった」「こうした交流の場が今後も続いてほしい」といった好意的な声が寄せられた。

誠空会3代目代表・田中幸尚氏にとっても、今回の成功は交流大会継続への第一歩であり、今後さらに大きな大会の開催を見据えていくうえで確かな手応えとなった。

取材・文/山田優子