CONCEPT
ルールの考え方
段の名称は3ラインで共通です:ライト → スタンダード → アドバンス → エキスパート → フル
ラインが違っても、同じ名称の段は同じ位置にあります。
部門を個別に覚える必要はありません。競技の性質ごとに3ラインを立て、各ラインは5段で完結。ON/OFFできる要素(軸)を組み合わせて各段が定義されています。
3ラインの構造
(KB1・KB2はポイント制)
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2026年8月3日 制定・施行(第1版)。本ページは要点の抜粋です。正式な規定は競技規則(PDF)によります。
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KARATE
空手|KK1〜KK5
道着を着て戦うラインです。KK1から順に、1段ごとに1つだけ技を増やしていきます。判定方式(一本/技あり+旗判定)は全段で同じです。
KK1 フルコンタクト空手 → KK2 +掴みと投げ → KK3 +顔面へのパンチ → KK4 +寝技 → KK5 +時間無制限
| 段 | KK1 ライト | KK2 スタンダード | KK3 アドバンス | KK4 エキスパート | KK5 フル |
|---|---|---|---|---|---|
| 顔面へのパンチ | ✕ | ✕ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 掴み・投げ | ✕ | ✓ 10秒 | ✓ 10秒 | ✓ 10秒 | ✓ 無制限 |
| 寝技 | ✕ | ✕ | ✕ | ✓ 30秒×2回 | ✓ 無制限 |
| 寸止め制圧 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✓ |
| 頭部の防具 | ヘッドガード | ヘッドガード | スーパーセーフ | スーパーセーフ | スーパーセーフ |
| 出場年齢 | 4歳以上 | 6歳以上 | 8歳以上 | 8歳以上 | 13歳以上 |
| 試合時間 本戦/延長 | 1:30/1:00 | 1:30/1:00 | 2:00/1:30 | 3:00/2:00 | 5:00/3:00 |
顔面へのパンチを認めるKK3以上は、顔全体を覆うスーパーセーフを着けます。KK1・KK2は男女を問わず全員がチェストガードを着用します。全段で共通の防具はフィストガードとスネサポーターです。
グラウンドでは頭部への打撃のみ寸止め(胴体・脚は床と平行な方向に限り実打可)。
KICK
キックボクシング|KB1〜KB5
グローブを着けて立って戦うラインです。顔面へのパンチは全段で認めます。投げ・寝技はありません。肘打ちは全段で禁止です。
KB1・KB2 パンチと蹴り → KB3 +顔面への膝 → KB4 +首相撲 → KB5 +素面
| 段 | KB1 ライト ファーストマッチ | KB2 スタンダード アマチュアキック | KB3 アドバンス THE FIGHT DAY | KB4 エキスパート | KB5 フル |
|---|---|---|---|---|---|
| 顔面へのパンチ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 腹部への膝 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 顔面への膝 | ✕ | ✕ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 首相撲 | ✕ | ✕ | ✕ | ✓ 5秒 | ✓ 5秒 |
| 肘 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
| 判定 | 3ポイント 先取 | 5ポイント 先取 | 10点マスト制 | 10点マスト制 | 10点マスト制 |
| グローブ | 14oz | 14oz | 14oz | 12oz | 12oz |
| 頭部の防具 | ヘッドギア | ヘッドギア | ヘッドギア | ヘッドギア | 素面 |
| 出場年齢 | 6歳以上 | 8歳以上 | 13歳以上 | 13歳以上 | 18歳以上 |
| 試合時間 | 1:00×2R | 1:30×2R | 1:30×2R (延長あり) | 2:00×2R | 3:00×2R |
KB1〜KB3の別名は、連盟加盟団体が開いている大会の名称です。試合時間・判定方式・使える技が同じなので、同じ準備のまま行き来できます。
KB1ははじめての試合のための段で、大きめのグローブと3ポイント先取により、KOを狙わせません。KB2は使える技がKB1と同じで、試合時間と勝利条件だけが上がります。
U12以下はヘッドギアにフェイスガードを付けます。グローブはU12以下で30kg以下=8オンス、30kg超40kg以下=10オンスとし、手に合うものを使います。膝パットと革製スネサポーターは全段で着用します。
MMA
MMA|MMA1〜MMA5
道着を着ずに戦うラインです。打撃・投げ・寝技のすべてを使います。肘打ちは全段で禁止、寝技に時間制限はありません。
MMA1 顔面打撃なし → MMA2 +顔面への打撃 → MMA3 +パウンドと足関節技 → MMA4 +ラウンド制 → MMA5 +素面
| 段 | MMA1 ライト | MMA2 スタンダード | MMA3 アドバンス | MMA4 エキスパート | MMA5 フル |
|---|---|---|---|---|---|
| 投げ・寝技 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 顔面への打撃 | ✕ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| パウンド | ✕ | ✕ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 足関節技 | ✕ | ✕ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 肘 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
| 頭部の防具 | ヘッドギア | ヘッドギア | ヘッドギア | ヘッドギア | 素面 |
| 出場年齢 | 8歳以上 | 13歳以上 | 13歳以上 | 13歳以上 | 18歳以上 |
| 試合時間 | 3:00×1R | 3:00×1R | 4:00×1R (決勝 3:00×2R) | 3:00×2R | 5:00×2R |
MMA4はMMA3と使える技が同じで、ラウンド制になる点だけが変わります。パウンドは打ち下ろしを禁止し、床と平行な方向に限ります。足関節技はヒールフックを全段で禁止します。
組み技で首に力が加わる危険があるため、MMAではフェイスガードを使いません。U12以下は絞め技・関節技を行わず、抑え込みで決めます。
JUDGING
得点と判定
勝ち方は3ラインとも同じ考え方です。決着がついたらその時点で終わり、つかなければ点数で決めます。「効いたかどうか」を推測して点を入れることはしません。
ダウンは全ラインとも10カウント。早く立ってもレフェリーは必ず8まで数え、続けられる状態かを確認します。U12以下は1度のダウンで試合終了とし、カウントを取りません。
採点の秒数、旗判定の優先順位など、判定の細目は競技規則(PDF)の第9章・第13章に定めています。
SAFETY
安全のしくみ
格闘技である以上、危険をゼロにはできません。この競技は「防げない状態の頭部に衝撃を与えない」ことを設計の中心に置いています。根性や自己申告ではなく、規則の側で止めます。
反則
反則は種類を問わず1試合の中で累積し、4回目で失格になります。空手では反則を点数にせず、技ありが同数のときに反則の少ない方が勝ちとなります。キック・MMAでは減点として処理します。
部門(年齢)
U6/U8/U10/U12/U14/U16/U18/一般(18歳以上)の8部門。「U」は Under の略でその数の年齢を含みません(U16に16歳は入らず、16歳はU18)。年齢は大会当日の満年齢によります。
階級
空手は体力指数(身長cm+体重kg)、キックとMMAは体重別。MMAは国際的に共通する区分を用い、他団体・国際大会と相互に出場できます。U18以下はすべて5kg刻みとし、成長期の選手に減量をさせません。
当日の手続き
試合開始3時間前までに計量。ドクターによるメディカルチェックが必須で、脳震盪歴とケガの状況を確認します。未成年の出場には保護者の同意書が必要です。
禁止技の一覧、階級の全区分、計量超過や遅延の扱いなど、ここに書ききれない細目はすべて競技規則(PDF・全74条)に定めています。
すべてのルールは「格闘空手道大会 大会規約」を上位規範として適用されます。
2026年8月3日 制定・施行(第1版) 国際格闘空手道連盟
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